生検や血液検査の結果等により、
悪性リンパ腫 びまん性大細胞型b細胞
という結果が先生から告げられた。
血液の癌で、抗がん剤治療が有効であるとの説明を受けた。
癌と告げられ、本当に辛かったし、絶望感に襲われた。
しかし、この病気は根治を目指せる病気であること、そして使用する抗がん剤が完全に妊孕性を失うものではないということなど、
検査の段階で考え得る病名の中では(表現が正しいかはわからないが、)ましな病気であるということがわかった。
すごく辛かったが、根治を目指せる病気という点が本当に救いだった。
そして、治療方法について説明を受けた。
私の場合は、EPOCH療法という抗がん剤治療が最も有効であるということで、これを進めていくこととなった。
具体的には、3週間が1セットの抗がん剤治療を8回行うものである。
その3週間の内訳としては、1週目に24時間抗がん剤を点滴し、2・3週目は白血球の値が戻ってくるのを待つというものである。
24時間の抗がん剤投与であること、白血球の減少により感染症のリスクが高いことなどから、
外来での抗がん剤治療は難しいということで、3週間×8回、つまり最低でも6ヶ月の入院が必要ということとなった。
半年にも及ぶ入院で、コロナ禍で面会禁止という事実にもかなりこたえた。
コロナを一番恨んだ瞬間であったと思う。